依頼前必見！クロス張り替えで使用されるクロスの種類

こんにちは！京都府京都市や滋賀県大津市を中心に、クロス張り替えなど内装リフォームを手掛けていますリフォーム業者の株式会社岡真巧舎です。
クロス張り替えで使用されるクロスには多くの種類があります。
そこで今回のコラムでは、代表的なクロスを2つご紹介いたします。

ビニールクロス

ビニールクロスとは、文字の通りビニール繊維が主になっているクロスです。
最大の特徴は、ポリ塩化ビニルという樹脂を薄く伸ばし、裏打ち紙をつけたものにエンボス加工やプリント加工を施した仕様になっている点です。
塩化ビニールはもともと硬くて脆いのが弱点でしたが、可塑剤を用いて柔らかいものに仕上げることが可能になりました。
また、ビニールクロスが使用されているかどうかを見分けるためには、実際に霧吹きをかけてみましょう。
水が弾かれる様子が伺えれば、ビニールクロスです。
一方、水を吸い込む場合には、別のクロスと考えることができます。
加えて、ビニールクロスのメリットをご紹介いたします。
1つ目は、施工性が非常に高い点です。
可塑剤を用いることで加工が行いやすく、大量生産型に適しています。
そのため、クロス張り替えにおいても普及率が高いです。
2つ目は、コストがかかりにくい点です。
大量生産を行える点から1個単位での金額は比較的安価になります。

紙クロス

紙クロスは大きく分けて、日本特有の和紙タイプとアメリカやヨーロッパを中心とした洋紙タイプ、その他の非木材紙に分けることができます。
洋紙タイプのものは、主に欧米を中心に使用されることが多く、ヨーロッパやアメリカなどでみられる多種多様な模様やデザインが用いられることがほとんどです。
そのため、欧米のようなポップ調で立体感のあるデザインに近づけたい場合には、おすすめです。
和紙タイプは、以前までは寺院や城などのごく一部でしか使用されていなく、とても希少価値が高いものになっていましたが、昭和30年代に入ってから多く普及しました。
落ち着いた雰囲気の中に高級感を醸し出してくれるそんなクロスになっています。
紙クロス最大のメリットは、吸放湿性機能が備わっている点です。
湿気を吸収し、乾燥時には湿気を放出してくれる仕様です。